業界の今昔④

 ひっさびさに④。

体験版について書いてみます。

今はもうネット回線が発達して、体験版が大ボリュームになっても全然気にせずに済みますが、昔は結構容量を気にしてました。

当時――というのがいつなのか、私も忘れたんですが…デビュー作の ぶらばん! とかではCD-Rに焼いて、イベント配布とかしてましたし、テックジャイアンさんとかPUSH!!さんとか、美少女ゲーム情報雑誌に付録として収録されたりとかもしてました。これはウチだけじゃなく、他のメーカーさんもそんな感じで、そういう時代でした。

雑誌社さんの方からは「なにかウチ仕様の特殊なverが欲しい」と言われて、冒頭とかでキャスト様にテックジャイアンさん用の音声を収録させてもらったり。ウチはそれくらいでしたけど、やる気にあふれてるメーカーさんの場合はガチで収録する体験版の内容が変わってるところも…あったのかな?

そういえば ぶらばん! のときは体験版を作るために前半部分の収録を先に行いました。春ごろとかにシナリオができてる分の収録を東京で行い、その後大阪に戻ってシナリオを書き上げて、再度東京で収録とかやってました。懐かしい…。

雑誌社さんがディスクにする時間も必要なので、体験版の締め切りがかなり早かったんですよね、あの頃は。

もちろん、当時もネットにも上げてましたよ。ミラーサイトさんに体験版をお渡しして、DL先をお願いして。

こうして思い出すと、本当に時代の流れを感じますね。そんなことを思いつつ、ここらへんで。

それではまたー

コメント

  1. 体験版って単なる「本編の一部を切り出したもの」ではなく、その時代の宣伝方法や制作体制、ユーザーとの距離感まで映すものだったんですよね

    CD-R配布や雑誌付録、ミラーサイト配信の話から、当時は今より不便だった分、体験版そのものにイベント感や特別感があったんだろうなと思います。自分も体験してみたかったとも思います

    特に、体験版のために前半部分だけ先に収録するという話は、制作側にとって体験版が今とは違うかなり重要な宣伝物だったことが伝わってきて興味深いです

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