声について②

書くことないので、先週の話を引きずってみよう。

声優さんを決めるの、昔は収録の3か月前ぐらいだったんですよね。
でも、今はキャラソン関係の収録もあるので、
本編収録の6か月前ぐらいには決めてしまいます。
なお、当然シナリオは完成していません。
でもさすがに共通が完成してないような開発状況だと、延期レベルです。

社内の皆さんには、共通部でキャラの感じを掴んでもらって、声優さんを決めることになります。
昔はある程度ルートが出来上がった状態で決められたりしてたんですけどね。
それでもやはり声優さんは凄いので、個別ルートにしかない可愛さもしっかり引き出してくれます。
素晴らしいですね。いつもありがとうございます。

ついでに、弊社の収録の仕方についても書いてみよう。
と言っても、特殊なことはしていません。
私がディレクター的な感じでいて、音響監督さんがいて、ブースの中に声優さんがいて。

・収録開始
    ↓
・声優さんに演技してもらう
    ↓
・指定したブロックで一旦止める
    ↓
・リテイクをお願いする
 (たまに、その場で止めることもあります)
    ↓
・リテイク収録

これの繰り返しですね。

で、わたしは演技の勉強とかしたこともないですし、
自分の中にあるイメージだったり、
キャラの感情に関する演技をどんな言葉にすれば、声優さんに伝わるか?
そこの説明の言葉を間違えると、延々とリテイクを繰り返すことになってしまうので。
出来れば一発で伝えたいところです。

なので、そこら辺は音響監督さんに任せます。

私がリテイクを指示→音響監督さんがそのイメージを変換→声優さんへ伝わる

というワンクッション置いてます。
まあ、モノによっては直接伝えますが。
私の場合は説明とか下手な上に、抽象的な表現も多いので。
音響さんを挟んだ方が、声優さんにはより伝わりやすいと、思っています。

音声に関して重要なのは、声優さんは当然として。
あと、私の中のイメージを声優さんに翻訳してくれる人も重要なんじゃないかなー。
と、思います。

そんな感じで。
それではまた。

(本格的にまた書くことなくなってきたなぁ……)

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