キャラの演技

たまには、自分以外のことにも触れようと思います。
ということで声優さんの演技に関して。
収録の際にキャラの方向性をつめる際に、思ったことをちらほらと。


私は別に養成学校に通ったこともないので、
演技のいろはについては全く知らず、適当な話ですが。

弊社の中でたまにいる、色物……と言っていいのかどうか。
とにかく一癖あるキャラなどは、キャラの癖を演技でどこまで出すか、
その加減を掴むまでに、時間がかかる場合があります。
ですが、加減を掴んでもらえれば、その後はサラッといけている気がします。

逆に意外と簡単にいかない……というか、頭を使うのが、
元気で明るいキャラなんかじゃないかと思うんですよね。

会話の掛け合いなんかだと、
いくら“明るいキャラ”といっても、ずっと同じ調子の喋りでは、
聞いていて飽きる人も少なくないんじゃないかな……?
(ここら辺、調査したこともないので個人的な予想ですが)

喜怒哀楽がハッキリしたキャラだと、感情の変化が文章から読み取りやすいのですが、
明るさが売りのキャラだと、文章から読み取れない……
というか、文章上では同じ感情の部分は多々あります。
そんな部分でも、そのキャラが持つ“明るさ”の範疇で微妙な変化をつけてもらった方が、
聞いている方も楽しいんじゃないかなー、と思ってます。

もちろん声優さんもそのように演技してくれるんですが、
これってキャラを掴んでも、ずっと意識し続ける必要があるように思うんですよね。

エロゲの場合、各台詞のキャラの表情は、収録の際にはわかりません。
なので、そこら辺の加減は声優さん任せになります。
そういう意味で、台本を読む以外にも結構頭を使うんじゃないかなー、と。

なので、そういう感情に偏りのあるキャラの方が、
意外と演技していくのが難しいというか、気が抜けないキャラなのかもしれません。

という個人的な見解でした。

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