電子化

といっても、VFBとかの話じゃないですよ。
台本の話です。

多分ですけど、大体のメーカーさんは収録台本を
紙に印刷して、収録に挑んでいると思います。
弊社もそうです。紙に印刷します。各キャラ3部ずつ。
・担当声優さん用台本
・収録立ち合いスタッフ用台本
・音響ディレクター用台本
弊社の場合、印刷枚数は毎回、全体で1万枚を超えます。
まあ、この辺りは前にも何度か書いたかも知れませんが。
ちなみに弊社は、いわゆる抜き台本。
担当キャラの喋ってる部分を中心に、台本を印刷しているので、
完全台本で刷ると、さらに大変なことになります。
さらにキャラ数とか増えると……台本刷るだけで、何日もかかりそう……。
わりと手間と時間がかかるので、ぼんやりと
「なんとかならないかなー。これ」
と考えたりするんですが、何ともなりませんね。
電子化とか、話題にも上がらないです、台本。

他社さんはどうかしりませんけど、弊社の場合
そもそも台本を作るツールがあるんですが、
そのツールも、最早10年以上前に作られたツールです。
でも問題なく、今でも使用できます。

台本製作って、時代の進化が全然ないな……。
ある意味、凄い。

電子化するためには、端末も必要だし、初期投資が大きな額になりますけど。
それでもいいところがあるとすれば、
・台本の修正が簡単
・メールなどで送れば、タイムロスが少ない
・紙束よりも重くない

そこら辺、役者さん側はどうなんだろ……?
やっぱり紙に書きこめる、書きこみやすい方が、良いのかもしれません。
一度聞いてみようかな。

とはいえ私もマンガは電子書籍でも読みますが、小説はもっぱら紙です。
紙で読みたい人間です。

そんな話でした。

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