業界の今昔①

エロゲの売り上げがどうこうっていう考察は他の人に任せて、
自分はちょっと売れてた時代について記載してみたいと思います。
1ユーザーとして見てた印象です。
なので、これらは全て個人の感想の範疇です。
実際にどうだったのかは、わかりません。あしからず。


エロゲのバブル期って、ハッキリとは知りませんけど、
多分2000年の前後付近なんですかね? 多分、きっと、知らんけど。

その頃は、自分がエロゲ業界で働く想像もしてませんでした。

その頃のエロゲーの売り上げと言えば、

出せばとりあえず、5千本前後は売れて
普通に、1万本越え
注目されたら、2万本越え
ヒットしたら、3万本越え
少なくとも年に1タイトルは、5万本越え
数年に一度、10万本越えタイトル発売

なんて噂みたいなものがあったり、なかったり。
書いてて怖ろしいバブルっぷりだな、これ。
どうやったら10万本なんて数字が出せるんだろう……?
まあ、10万本なんてタイトルは、当時としてもトップの中でもトップメーカーだったり、今も語り継がれるようなタイトルだけなんでしょうけど。

この頃の特典と言えば『テレカ』
猫も杓子もテレカの時代です。
既に携帯電話は普及していて、公衆電話を使う人は少なかったんですが、
それでも選ばれたのは、テレカでした。
コンビニでも使える『QUOカード』に変えてみたけど、喜ばれなかった。
テレカの方が喜ばれた、って話も聞いたことがあります。

コレクターアイテムとして、揃えたいってことだったのかもしれません。
今でも、布物でないところは、テレカの特典は生き残ってますしね。
当時は全店が、テレカオンリーだった気がしないでもないです。

あと、昔はエロゲの発売は、今ほど月末に固まってなかった気もします。
偏りはありましたが、月の半ばとかにも普通にもっと販売してた……と、思います。
(記憶があやふやですが)
なんか“発売日”を調べてた気がするんです。
今は“発売月”で済むじゃないですか。
おそらくですが、みんなが月末になると、
・ビッグタイトルが被る。
・店舗としても扱いきれなくなる。
それぐらい、沢山タイトルがあったってことなんでしょう。

勝手に思い出補正がかかってるかもしれませんが、そんな時代でしたね。
懐かしい……。
そんな話でした。

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